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ストックホルムの夜
昨日のこと。

打合せに行く前、ブック・ファースト自由が丘店をのぞくが「こんな自分と仲良くしたい そんなあんたと仲良くしない」は見当たらず。有隣堂自由が丘店では平積みになっていたものの、移動の途中にあえてブック・ファースト銀座店をのぞいてもやっぱり、見当たらず。ちょいとしんみり。

フォーガットン」試写。
火曜日に「チャレンジ・キッズ」の試写を見た際、事前情報を得すぎていたことに後悔したため、今日は資料を無視してスケジュールの合うものを飛び込みで見たのだが。M・ナイト・シャラマンな映画だと気づいてからは、どこを見ていいかわかりませんでした。

チャレンジ・キッズ」は、かの有名なおっぱいレストラン「フーターズ」の看板にまで地元大会で優勝した子供の名前が掲げられるほどアメリカの世間に浸透している、スペル暗記大会のドキュメント。ずっと昔、チャーリー・ブラウンが谷啓だった頃の「スヌーピー」のアニメで、スペル大会のエピソードを見た覚えがある。確か、結構いいところまで勝ち進むんじゃなかったっけ。答えられなかった谷啓がえらく落ち込んでいた理由がやっとわかった。

銀座を出て、溜池山王へ。
唯一つきあいのある中学時代の友人から、彼女のギャラリー「GALLERY SIDE2」に呼ばれていたので、移動。
ムラタ有子さんという画家の作品を展示中。木の幹からのぞく、小さなモモンガが愛らしい。
そして、ムラタさんを囲んでの食事にお邪魔する。

赤坂東急プラザにある、スウェーデン料理の店「ストックホルム」。北欧といえばムーミンで、ムーミンが何を食っていたかは記憶にない。食卓の絵はよく見たが、お茶ばっかだったような。「スモーガスボード」というビュッフェ形式で、どうやらメーンはニシン料理。ニシンを食いまくる。スナフキンが釣ってたのは、コレなのか。そしてデザートは、スウェーデンの伝統的なお菓子だという、アップルアーモンドケーキ。プディングというか、濡れたケーキにリンゴのブツ切りが混入していて、ミルクをかけて食べる。ケーキもミルクも冷たくも熱くもなく人肌、という微妙なシロモノ。私は湿ったクッキーが好きなくらいだから、そこそこ美味しく食べたのだが、友人に一口あげたら、「なにこれ、まるであんたがつくったみたい」。強力な否定、拒絶の表明ですな。中学一年の時から、ずっとこんな調子だ。授業を抜け出し、赤坂プリンスホテルの前にあるうちの中学からちょうど東急プラザの前を通ってアイスクリームを食べに行ったことがあったが、その帰り道でもあれこれ言われていた記憶がある。四半世紀を経ても、この関係にはなんの進歩もありません。
ともかく、初めてのスウェーデン料理体験は旅行気分で面白かった。なにより驚いたのは、食べ終わると手足がぽかぽか。ハープの効果なのか何なのか、頭皮までがあったかくて湯気がでそうな感じ。まるで、眠くなった三歳児みたいに、からだの末端が熱を放散している。冷え性の女子にスウェーデン料理はおすすめです。
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by hiromi_machiyama | 2005-04-30 02:05 | 日記
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放送作家・町山広美の日記
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