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元気が出るテレビ・チーム・ズィスー・川口浩探検隊
風邪引きでちんたら一日家の中。
だらーっとテレビを見ていたら、「どうぶつ奇想天外」で高田純次が久々にロケに出ていた。韓国で犬の取材。「こんにちわペ・ヨン・純次です」「こんにちは犬山ワン吉です」「こんにちは柴けんじです」。ただそう名乗って始めるだけなんだが、「元気」の名作が思い出されて、楽しい。ただもうすこし、高田さんのワンショットはサイズをつめてくれたほうが。
そういえば、きのう放送の「リチャードホール」では劇団ひとりが、「元気が出るテレビ」のマニアがたけしに同化、もしくは逃避してしまうネタで、「たけしメモ」をひと通りやってみせていたっけ。

月刊誌で映画の紹介をすると公開とズレてしまうことも多いのだが、
7日発売「In Red」でとりあげた映画「ライフ・アクアティック」は7日公開。

この映画が水スペの「川口浩探検隊シリーズ」を彷彿とさせる、という評判は各所に出回っているが、私が「とらぼーゆ」を見て入社した(このあたりの経緯は「こんな自分と仲良くしたい そんなあんたと仲良くしない」で)テレビ製作会社は、その番組の製作会社のひとつだった。初めてテレビ業界の仕事をする私は、社内であやしい身なり振る舞いの人を多数見つけて、「あの人は何なんですか」と先輩に聞いたのだが、それはたいてい川口探検隊がらみの人だった。事務として雇われた私には社内の掃除をするのが一番大切な仕事のひとつなのでぐちゃぐちゃのタコ部屋を片付けていたところ、しゃれこうべを見つけたこともあった。「片付けなくていいよ。小道具があのへんに適当にまとめてあるだけだから」と言われたが、あれは小道具、つくりものだったのか。ミクロネシアで拾った人骨をアマゾンで使うためにとりあえずとっといたんじゃないのか。
その後ADとして、別番組のロケで隊長のマンションへ行った。川口浩と野添ひとみ夫妻。増村保造映画の主役カップルさらには隊長にお茶をついでもらったり、お菓子をすすめてもらったりする貴重な体験。妙に薄暗い、サパークラブみたいなインテリアと照明の部屋で、「うわー映画で見てた芸能界っぽいなあ。別世界だなあ」と思ったことを覚えている。
もうそのときには、いろんなつまらん人たちによる「ヤラセ」というつまらん批判があって、探検隊シリーズは終わっていた。でも、川口隊長はときどき「隊長」と呼ばれていたような気がする。知り合いのスタッフばかりで、みんな隊長の体調を心配していた。
終わった、と言う気配がなにやら充満していて、ロケから帰るとき、何か少し淋しかった。マンションの敷地が大きすぎて、ただ単に裏口周辺が暗かっただけのような気もするんだけど。19の頃の話で、あまりくわしいことは思い出せない。

「ライフ・アクアティック」のラストでは、この時のことが思い出されて、どうにも切なくなってしまったのだ。
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by hiromi_machiyama | 2005-05-01 23:44 | 日記
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放送作家・町山広美の日記
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