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♪魔法を信じるかい?                      byラヴィン・スプーンフル
前エントリでふれている、ナンシー関さんとの対談。
そのなかでは
文庫本「堤防決壊」に残っている、
シールについての会話が
私にとっては特に思い出深いんですが、
この会話は、
亡くなる1年ほど前に作った
「ナンシー関のシールブック」
という豪華シール本のあとがきにも
ナンシーさん自身が、
長々と使用しています。

この豪華シール本はひどくコストがかかるそうで、
「もう二度と出せません」
と版元アスペクトの編集Mさんが言ってました。
すてきなのに、残念。

とはいえ、まんまで復活ならずとも、
今年発売予定のナンシーさん本には、
シールがつく可能性もあるような、ないような。
ちょっと期待したいですね。

ちなみに、
シールについての会話はこんな感じ。

ナンシーさんは幼稚園から小学校2年生ぐらいまで、
世界中のシールが欲しかったんだそうです。
そして、


  ナンシー 
  「貼っちゃうとシールじゃないんだよ。
   一度、妹に目を離した隙にシール貼られてさ、
   ほんとに殺してやろうかと思った」

  町山
  「青森姉妹シール殺人。
   それにしても我慢するのがすごいね。
   子供なのにストイックだね。
   だって貼りたいでしょ。貼るの、快感でしょ」

  ナンシー
  「だからさ、我慢してるんじゃないんだって」

    (中略)

  町山
  「貼れることがマジックなら、
   そのマジックを試してみたいと思わない?」

  ナンシー
  「試さなくても、マジックであることを疑ってないからさ。
   それよりマジックを掌中に収めていることがいいんだね。
   人に見せびらかしたい気持ちもなくて。
   集めたシールを見てるだけでよかったんだよ」


自分のすさまじいニブさ&俗物ぶりには目をつむり、
忘れがたい会話としてよく思い出します。
書きおこすと、
甘酸っぱい青春ソング「魔法を信じるかい?」
が聞こえてきてしまいましたよ。

私の中では、
こういう、なんといいますか、
「娘さんらしさ」が
ナンシーさんの印象の大きな部分を占めます。
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by hiromi_machiyama | 2008-01-27 22:42 | 日記
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放送作家・町山広美の日記
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