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のぞきからくりは昼ドラだった
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭が始まったり、
鈴木則文特集が終わったかと思えば、
ダグラス・サーク特集が迫ったり、
とあたふたする日々ですが、
先々週終わった、「小沢昭一 僕の映画史」の感想メモを今頃。

ココ
で書いた『競輪上人行状記」のほかには、
『大当たり百発百中』
『スクラップ集団』
『サラリーマン悪党術』
『牛乳屋フランキー』
『新・日本の放浪芸〜後半〜』
を見ました。

『牛乳屋フランキー』は、
中平康監督自らの、
石原慎太郎おちょくりネタの数々が
つくづくナイス。
『大当たり百発百中』は、
初主演?ということで、
小沢昭一のからだが軽い軽い。

学生運動闘士転じて、
経費で女に二股、三股のお調子者サラリーマンを
若き小沢御大がひょひょいと演じる
『サラリーマン悪党術』は、
サイケなデザインのタイトルロゴが、
パンティーにプリントされているという趣向。
ちなみに、この翌日、
鈴木則文監督、山城新伍主演の
『すいばれ一家 男になりたい(ニュープリント)』
を見たんですが、
こっちでも似た趣向がありました。
二日続けて。

前者が68年、後者が71年。
お尻オープニングとしては、
『タモリ倶楽部』なんざ
てんで若輩者ですな。

そして、
『新・日本の放浪芸〜後半〜』で
私が一番面白く見たのは、
「のぞきからくり」なるものでした。

見せ物の一形態、
絵解きアトラクションです。
口上する人は、バチみたいなのをたたきながら、
ストーリーをうたい、
客は凸レンズを仕込んだ覗き穴を通して、
各場面を描いた絵をのぞき見る。
ちょっとだけ立体っぽい絵が楽しめるようになってます。

語られるのは、
「継子イジメ」「姦通きっかけの幽霊もの」
なんて因果な物語。
まあ、要するに、
女性週刊誌であり、
昼ドラなわけです。
流血ありありの扇情的な絵柄、
身もふたもない語り方。
テレビの原点の一つですね。

取材してる時点で、
もう絶滅寸前ということもあるんでしょうが、
口上のばあちゃんのノリがよろしくない。
そこが私、たいへん気に入りました。
「お仕事、お仕事、こなしとこ」って感じで、
えぐい話をペロっと語って済ます。
その、体温低い感じに悶絶。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-25 00:41 | 日記
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放送作家・町山広美の日記
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