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童貞のれろれろ
東急大井町線の車内でお見かけした、男子中学生3人。
左右の二人が会話してる真ん中で、ドアに背中をあずけて立っているボクが、ちょいとニラむような目つきをして、舌をれろれろした後、誰に向けるでもなく「今日、タイガー&ドラゴン観るぜえ」と言っていた。ああそういうことなのか。ドラマの中の長瀬のクセをマネしてたらしい。お友達の無反応ぶりからすると、しょちゅうやってるのかもしれん。さぞや女子に冷たくされてんだろうな。長瀬と似てるのは脳みそのあどけなさくらいだし。

しばらくやっていたので、やりちんヤクザを気取る童貞を堪能いたしました。

それにしても、これぞ人気の証明、と思える場面でした。
童貞がマネるようなドラマってすてき。

鏡の前でかっこいいれろれろの練習をしてるであろう愛すべき童貞に比べ、女性誌のドラマ通座談会みたいな記事で「面白いけど、あの、時代劇になっちゃう部分はいらない」なんて言ってる女がいたが、あれはどうしたもんかね。女性誌のドラマ評には、いつも驚かされますな。

「タイガー&ドラゴン」については、「木更津キャッツアイ」を川島雄三監督の「幕末太陽傅」(肺病で死期が近い主人公と仲間の青春群像もの、というあたりはとっても「木更津」。現代と江戸時代が交錯するあたりはちょっと「タイガー&ドラゴン」。古典落語の「居残り佐平次」や「品川心中」や「芝浜」などのネタを織り交ぜた超超傑作コメディ。)みたいだな、と思って見ていた私なので、宮藤官九郎の今度のドラマが落語を真正面から取り上げると知ったとき、ぴったりしすぎてどうなるもんかと少々危ぶんだのですが、まったくの杞憂だったようで。

今日の録画分はこれから見るんだけど、長瀬のれろれろを見たら、電車の童貞を間違いなく思い出しそう。

リンクしようと思ったら、「幕末太陽傅」はDVD出てないみたい。今のうちに、出せばいいのに。四十ちょい過ぎで死んじゃった川島雄三監督については、我が永遠のプリンス、殿山泰司の書いた文章がいくつかあって、これもしんみり好きです。
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by hiromi_machiyama | 2005-06-18 00:55 | 日記
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放送作家・町山広美の日記
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