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パソコンでも紙でも読んでください
いろんな雑誌の記事がどっと見渡せる、
エックスブランド
というサイトが始まりまして、
『InRed』も参加。
そこで私が連載している映画の記事も
毎月(なのかな?)アップされることになりました。

女性ファッション誌にはあんまし手を出さないけど、
という方もこちらで読んでいただけるとうれしいです。
最近ますます、あちこちでお見かけしまくる、
小迎裕美子さんのナイスなイラストも見られますよ。

この連載では毎月、新作を2本とりあげていまして、
今回は
『シューテム・アップ』
『イースタン・プロミス』
女性誌としてはどーなのか、って感じのラインナップですが、
『InRed』編集部さんの太っ腹に甘えて、
ずっとこんな感じで5年ほど連載させてもらっています。

クライブさん、ヴィゴさん。
イケメンにはまったく興味が湧かない私ですが、
この二人となると、話は別です。
文句なしに、エロい!

『シューテム・アップ』は、
公開が今週金曜日までのところもありますから、
急いでください。
「頭悪くなる」なんて言う人もいるようですけど、
すでに十分悪い私はこの映画、かなり気に入りました。

『イースタン』のヴィゴさんは、
ちょっとプーチンはいってる感じです。
でも、服のセンスが悪い分だけ、
プーチンのほうがよりエロい。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-25 13:07 | 日記
のぞきからくりは昼ドラだった
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭が始まったり、
鈴木則文特集が終わったかと思えば、
ダグラス・サーク特集が迫ったり、
とあたふたする日々ですが、
先々週終わった、「小沢昭一 僕の映画史」の感想メモを今頃。

ココ
で書いた『競輪上人行状記」のほかには、
『大当たり百発百中』
『スクラップ集団』
『サラリーマン悪党術』
『牛乳屋フランキー』
『新・日本の放浪芸〜後半〜』
を見ました。

『牛乳屋フランキー』は、
中平康監督自らの、
石原慎太郎おちょくりネタの数々が
つくづくナイス。
『大当たり百発百中』は、
初主演?ということで、
小沢昭一のからだが軽い軽い。

学生運動闘士転じて、
経費で女に二股、三股のお調子者サラリーマンを
若き小沢御大がひょひょいと演じる
『サラリーマン悪党術』は、
サイケなデザインのタイトルロゴが、
パンティーにプリントされているという趣向。
ちなみに、この翌日、
鈴木則文監督、山城新伍主演の
『すいばれ一家 男になりたい(ニュープリント)』
を見たんですが、
こっちでも似た趣向がありました。
二日続けて。

前者が68年、後者が71年。
お尻オープニングとしては、
『タモリ倶楽部』なんざ
てんで若輩者ですな。

そして、
『新・日本の放浪芸〜後半〜』で
私が一番面白く見たのは、
「のぞきからくり」なるものでした。

見せ物の一形態、
絵解きアトラクションです。
口上する人は、バチみたいなのをたたきながら、
ストーリーをうたい、
客は凸レンズを仕込んだ覗き穴を通して、
各場面を描いた絵をのぞき見る。
ちょっとだけ立体っぽい絵が楽しめるようになってます。

語られるのは、
「継子イジメ」「姦通きっかけの幽霊もの」
なんて因果な物語。
まあ、要するに、
女性週刊誌であり、
昼ドラなわけです。
流血ありありの扇情的な絵柄、
身もふたもない語り方。
テレビの原点の一つですね。

取材してる時点で、
もう絶滅寸前ということもあるんでしょうが、
口上のばあちゃんのノリがよろしくない。
そこが私、たいへん気に入りました。
「お仕事、お仕事、こなしとこ」って感じで、
えぐい話をペロっと語って済ます。
その、体温低い感じに悶絶。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-25 00:41 | 日記
○×クイズ                       ジャーニーの現在のボーカルはフィリピン人だ
答えは、
長谷川町蔵さんのこの文章に。

たまげた。
ジャーニーに思い入れはないのに、
なんかもう、じーんとしてしまったですよ。

フィリピン人歌手と言えば、
淡路恵子と結婚していたビンボー・ダナオ
なんて人もいましたな。
昨日見た、
ビートルズミュージカル映画『アクロス・ザ・ユニバース』に出てた
T.V.カービオもフィリピン系。
エロくてかわいい。
監督はこの子が一番気に入ってるみたいに
私には見えました。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-16 00:26 | 日記
水野晴郎もスミス好き
『ワイドスクランブル』で、
山本晋也監督が、
「水野さんは好きな映画の話、
例えば『スミス都へ行く』の話なんかになると
止まらなかった」
と話していたそうです。

そうでしたか。
先月末のエントリで『スミス』のこと書いたばかりなので、
ほんのちょっとだけ奇遇。

水野晴郎はたぶん、
『CHANGE』は見れてないと思うけど。
キムタクがあと30キロ重かったら、
見たかもしんない。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-13 00:35 | 日記
水野さん訃報を知り、大ハンコ展へ
朝、
水野晴郎の訃報を知り、
夕方、
マイク・ミズノこと水野監督を彫るのが大好きだった
ナンシーさんの大ハンコ展へ。

ボンちゃんのインタビューによると、
マイク・ミズノは戸籍上の名前もいつのまにか
「山下奉大」と変えていたそうで、
シベ超愛の深さを思い知らされます。
最後に見た映画は、
『HOT FUZZ 俺たちスーパーポリスメン!』だそうです。
すてきな話だなあ。
さすがはポリスメン好き、
またしても愛の深さを思い知らされました。
ナンシーさんが彫った、
ポリスメン姿でご満悦の水野晴郎が、
我が脳によみがえります。

大ハンコ展は行列ができていましたよ。
こりゃ、グッズもなくなるかもってことで
あたふたと今回のオリジナルグッズのバッグを
購入&購入予約。

会場では、
いろんな人がナンシーさんを語るインタビューVTR
なんかも披露されていたんですが‥。
その多くが
先日のナンシーさんを偲ぶ飲み会で収録され、
VTRには、
集合写真撮影の様子もふくまれてたので、
小さくドキリ。
現地には酔っぱらって行ったもんで、
収録していたことも知らんかったですよ。

まさかと思いますが、
インタビュー以外に、
安斉肇さんの、
飲み会のシメの挨拶も使われていたんでしょうか。
もしそうだとしたら、
「よっ!オバマ」とかわけわかんない野次が聞こえるはず。
その野次を飛ばしてた馬鹿女は私です。
安斉さんのしゃべりが、
どんどん演説っぽくなっていくのが
面白くてねえ。
あおってしまいました。
イエス、ウィキャン!

とにかく酒が入っていたもんで、
名刺交換とかもした覚えがないんですが、
その飲み会の様子を取材した
「TVブロス」も
今日、ちゃんと家に届いてびっくりです。
ちっさく私の写真もあって、
目が怖い、怒ってないのに。
右目が不自由で、
酔ったり緊張すると、
なおひどい見た目になってしまうので。
不気味ですみません。

6年前の今ぐらいの時間、
ナンシーさんが運び込まれた病院に到着して、
いろんな人に連絡をまわしていたのでないかと
思います。
その夜も雨が降っていて。
当然、
集中治療室から、出てくるものと思っていました。

大ハンコ展では
私なんぞのコメントも張り出されております。
こんな内容。



  「想像力と呼ばれるものを一番使わぬ芸術家こそ、
   もっとも偉大な芸術家となろう」。

   画家のルノワールさんが残した言葉だそうです。

   ルノワールや芸術はともかく
   ナンシーさんについては、
   ハンコを彫るとこや押すとこをたくさん見たし、
   一緒に話して笑って毒づいて酔っ払って歌ったので、
   ちょっとわかるつもり。

   見る人、
   いちいちすごくよく見てる人、
   ナンシー関に「ちゅーもん」だと思い、
   ここに拝借してみましたよ。
   (「ちゅーもん」の意は「ピッタリ、ちょうどいい」。
    ナンシーさんがよく使ってた言葉)



なんでまた、唐突にルノワール?
説明をしようかと思ったけど、
長くなったので、今度また。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-12 03:29 | 日記
ナンシーさんの大ハンコ展はじまる
本日6月5日からナンシー関 大ハンコ展がはじまりますよ。

「大ハンコ展によせて一言」に、私も末端参加させていただきました。

11日間しかありませんから、いそいでください。
ハンコ5000個見るには、きっと一回じゃ足りません。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-05 11:47 | 日記
エイジアン大衆芸能な日曜日
京橋で、
昭和10~20年代の演芸映画選集を見たあと、
有楽町線で新木場に行って、
エイジアン・ダブ・ファウンデイションのライブへ。

ハイブリッドつーか、
バラバラ。
でも、
根っこがアジアな大衆芸能としてつながってる、
かもしんない2演目を堪能した一日でした。

エイジアンのほうは、
フジロックで見て以来。
今回は、
急に思い立って当日券で見たような次第で、
いわゆる前座的なものがあるのを知らず。
エイジアンが出てくるまでの1時間、
ビールにまみれて、しょんぼり。

最近のヤングの皆さんはこういうのがいいんですかあああ、
こういうのが好きなら、2?世代前の演劇はどうですかあああ、
いっそ、つかこうへいとか唐十郎とかにしませんかあああ、
なんぞと、
場内最高齢(招待や取材の人をのぞくと、たぶんそう)
の自分を意識しつつ、
ぼやくことしきりでした。
で、
エイジアンが出てきてからは、
最近のヤングの皆さんにまみれて、わっしょい。
とはいえ、
モッシュにまみれる体力気力は持ち合わせてないし、
距離をたもちつつですが。

わっしょいしながら、
頭に浮かんだのは、
その数時間前に演芸映画選集で見た、
滝譲二という人の舞踏でした。
これ、すごかった。
なんか、元祖暗黒舞踏みたいな。

演芸映画選集は、
東京国立近代美術館フィルムセンターの
「発掘された映画たち2008」という特集での上映でして。

近年発掘、復元された昭和初期のフィルムの中から
演芸がらみの4本をセレクト。

滝譲二が登場したのは、
昭和10年代前半に製作されたという
「ハリキリ青春部隊」。

当時は映画館で、
落語、漫才、歌謡、舞踊、フランスの人形劇などが
上演されてたんだそうです。
アトラクション興行、と言うんだとか。
芸能&アートのバラエティショーケースってな感じでしょうか。
この映画は、そのライブフィルム。

滝譲二は、
半裸で、キテレツかつ愛嬌溢れる独自のダンスを披露。
ここ数年、
ちょこっとづつダンスのイベントを見てきましたが、
ほんの数分でこんなにもひきつけられたダンスは、
そうはなかった気がします。
(追/なんつーか、ところどころ、由利徹的カックンが
はいるところが、ものすごくチャーミング)

もうひとつ、素晴らしかったのは
ラッキー・セブンの漫才。
といっても、
ポール牧と関武志(このおじさん、好きでした)の
コント・ラッキー7じゃありませんよ。
たぶん、その先代。
「あきれたぼういず」とかと同世代のコンビ
だと思われます。

ネタは、いとしこいしみたいな、
「カミさん」ネタなんですが、
髪をぴたっとなでつけ、
縞のスーツを着た粋ないでたちで、
バーのカウンターに腰かけたまま、
しゃべるという演出。
イカす&小粋、でした。

4本のうち、当初のお目当ては
川島雄三監督の
「特輯 藝能たから船 藝能映畫第三輯(お笑ひ週間 笑ふ風船)」
という30分の作品。

これがまた、たいそうすてき。
戦争末期につくられた作品で、
兵士の慰問のため、
たくさんの松竹所属の芸人をのせて出港した
「芸能たから船」が舞台です。
でも、お話が入れ子構造になっていって、
船の内外、
さらには時空をこえての展開となります。

幕開けは、
演芸場の舞台上での
男女コンビの漫才。
ですが、
そのしゃべりが江戸時代の設定にはいっていくと、
アップになったところで、
ポン!
と時代ものの衣装にチェンジ。
で、
ひとしきりやりとりがあって、
「そんなことより、さっさとたから船で慰問に行かないと」
と話が元に戻り、
ぱあっ!
と画面を開くと、そこが船上になっていて、
船長&船員に迎えられると、
坊屋三郎と相方扮する密航者がなだれこんでくる。
そのままドタバタの追っかけっこが展開。
逃げ込んだ先で歌謡ショーが始まったり、
「金色夜叉」の物語の世界に迷い込んだり…。

複数の物語の中を登場人物が出入りする構造などなどは、
この10年後に川島監督が撮る
「幕末太陽傳」につながってるなあ、
などとも思えて、
感心しつつ、
それよりなによりひたすら楽しい。

坊屋三郎が動く、動く。
高峰三枝子のモノマネなんかもする。

話がなだれこむ別の物語、別の設定の
先々にスターが登場するという構成なので、
登場感が非常に際立ち、
そのたびに場内のおじいちゃん観客たちが
往年の大スターに
「ほお〜」と声をもらすんですよ。
その、うれしさこもった音響効果もあいまって、
えらく楽しい時間を過ごさせてもらったのでした。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-03 01:42 | 日記
小沢昭一はダニエル・デイ・ルイスを超えていた
キムタクが『CHANGE』を、
『スミス都へ行く』ばりの演説で
終るかどうかは別として、
最後の独演と言えば、
最近では、
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

最後の最後、
ダニエル・デイ・ルイスのちゃぶ台返しな大爆発で
笑わされるこの映画、
私は30分くらい見たところで、
「これって今村昌平?」
と思ったのでした。

貧困に端を発する尽きない怒りを動力に、
欲望暴走機関車となった男が、
破滅に向かって激走する。

もちろん今村作品に欠かせない、
えげつないセックスシーンが『ゼア』には皆無で、
性の匂いがほとんどしませんから、
そこが全然違うわけですけど。

さて、話はかわって昨日、
ポレポレ東中野に「小沢昭一 僕の映画史」を見に行きました。

御大の舞台挨拶付の『大当たり百発百中』と
『競輪上人行状記』の2本を見たんですが。

『競輪上人行状記』は、
たいへんな傑作でありました。

昭和38年製作、西村昭五郎の監督デビュー作ですが、
脚本を書いた今村昌平の色がかなり濃い感じ。

小沢昭一演じる元中学教師にして、寺の跡継ぎ坊主が、
色と欲にごろんごろん転がされ…というお話。
我が世代には『砂の器』の老いた父親として記憶されている、
加藤嘉のうひうひ老セックス、なんてすんごいシーンも登場します。

重喜劇っていうんでしょうか。
笑いもたっぷりあって、
人の愚かさがどすんと重い、
濃厚な99分。

主人公が坊さんだから、
欲と宗教、ってなところにも肉迫して
『ゼア』よりうまく語れてるかもなあ、と思ったら。

この傑作の最後が、小沢昭一のちゃぶ台返しな独演。

『ゼア』のほうは、
映画の外側で
ダニエル・デイ・ルイス本人の暴走を笑う、
みたいなところがなきにしも、だけれど。
こっちは、
映画の中で笑わせ、圧倒する。

当然、場内は大拍手。

ラスト5分がココにあるけど、
流れと関係なく、
映画見る前にここだけ見ちゃうのは絶対もったいない。
今回の企画でもあと3回上映されるので、
ぜひぜひとおすすめしたいです。
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by hiromi_machiyama | 2008-06-01 13:09 | 日記
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