数年前、『ブラウンさん』という日テレの深夜番組をつくっていた。
テレビがまだやんちゃ坊主だった頃のことを、
現場にいたご本人たちから聞きたくて出した企画。
番組にかこつけて会いたいと願った人のひとりが、
谷啓さんだった。
お会いできたら、うれしすぎて、
ほとんど何も話せなかったけど。
そのときの取材メモが出て来たので、
ちょっとおこしてみます。
『シャボン玉』や『おとなの漫画』をつくっていた頃のお話
◯演じる役柄の設定と、まるで関係ない衣装を着るアイデアは、
『おとなの漫画』が最初
◯たらい落としの始まりは自分
◯『おとなの漫画』をやりながら、
夜もナマで『週刊クレイジー』をやっていた
◯『シャボン玉』、「演歌もいいなあ」の回は渡辺晋自ら台本書いた。
ポップスが途中から演歌に変わるギャグ
◯メガネにぐるぐる渦巻き書くのは、自分のアイデア
◯ヤクザ役をやるとき、顔に傷書いたのも、自分のアイデア。
童顔だから
◯お客が見えないところで、オーバーなリアクションするのが好き
◯写譜屋さんはいらない。全パートの譜面を自分で書ける
◯奥さんの顔見ると、いまだに一言も面白いこと言えない
◯子供のころ、幻覚も幻聴もあった
◯増村保造に「いい役者になるよ」って言われた。
(一応お断りしておくと、
メモに間違いはないと思うけれど、
確認とれないから、引用はしないでくださいね。)
それにしても、
素敵な話ばっかりだ。
谷啓さん、ありがとう!