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「怪しいTV欄」買ってくださいっ!
ブログを再開したはいいが、肝腎の売込みをしっかりやるの、
忘れてました。

今月、単行本『怪しいTV欄』を出しました。
信濃毎日新聞社からの発売でして、長野県内には平積みして下さっている本屋さんもあるそうなんですが、東京では正直申し上げて、ひっそり。
ネットでも、きっと、ひっそり。
すべては私の力不足ですが、
ここは何とぞひとつ、よろしくお願いします。

6年目に入った、信濃毎日新聞での毎週水曜日の連載をまとめた本です。
あとがきにも、「これまでテレビについての原稿や対談を依頼された時には、読者と同じ視聴者のひとりとして感じたことと、テレビの製作現場の作業員として思うことを腑分けしようと拘泥しがちでした。しかしこの連載では、同じ視聴者のひとりを気取るのは無理がある、自分は読者の皆さんから見れば「東京のテレビの人」なのだ、そう合点できたので、腑分けに腐心せずに、書くことができたようです。まとめて読み返してみると、その週にテレビの画面の前と現場で感じたことをつらつらと書き連ねて、なにやら日記めいています」と書きましたが、地方新聞ということで堅くなってはいるものの、ほかの仕事より素直に、自分で素直なんて言うのはいやらしいですが、まあ考えすぎずに書いてきたように思います。

私は放送作家ですが、テレビやタレントについてのコラムというかエッセイというかそういうものを書く仕事もちまちまとやっていますから、タレントさんとはできるだけ会わない、話さないようにしておりまして。
本当のところは他の理由もあるんですが、とにかく丸一年、タレントさんと会わず話さずで終る年もちっとも珍しくない。
まあそんな、決して功を奏しているとも思えない、自分なりの決め事のあれこれにあんまりとらわれないところで書けたのが、
この『怪しいTV欄』ってわけです。

ああ、なにかこう、全然売込みになっていきませんね。ちくしょう。

とにかく買ってもらえて、読んでもらえると、ひたすらありがたい。
そういうことなので、遠慮しないで、買ってくださいっ!
by hiromi_machiyama | 2006-08-17 04:01 | 日記
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