麿赤児とトラウマ
松田洋子さんのブログ、「水泡日記」大駱駝艦をひきいる麿赤児さんのことで、以下のような書き込みをしたら、

麿赤児さんと仕事したことあるよ。『タモリ倶楽部』で麿さんのコーナーをつくっていたのさ。コーナーが迷走していつのまにか、『瞑想刑事』っていううコーナーに代わって、いかれたテーマソングも作詞したんだけどさ。まあ自分でもまったく思い出せやしないわな。台本読んだ麿さんに「この、トラウマって何ですか」って聞かれたのが一番の思い出よ。

「なになに、それはどういうことか、ブログに書いといて」と松田さんから指示が出ました。
なので、書いてみます。十年以上前のことですけども。
『瞑想刑事』の前に、タイトル覚えてないけど、「人生相談を体操で解決する」みたいなわけわかんないコーナーがありました。山田五郎さんを採用する前の、赤井英和がご意見番役という無理な設定の「今週の五ッ星り」の幻の第一回と一緒に、そっちのコーナーの初回収録もありまして、ロケバスの中で麿さんと初めて対面しました。で、「こんな台本です、よろしくお願いします」と挨拶したら、「この、トラウマってなんですか」って聞かれたわけです。アセりました。本番では、タモリさんに麿さんがトラウマについて解説する段取りでしたから、具体的な例を示して説明しなければ、と思ったものの、実はよくわかってない。それで、「例えばですね、子供の頃、日曜日のお昼なんかに母ちゃんの作ったインスタントラーメンを食べてるとき、両親が激しいケンカを始めてしまうわけです。苦い思いをしたその子が長じて、ラーメンを食べるたびに、苦い記憶がよみがえってしまうというような」…。ものすごくまどろっこしい、あまり的を得ていない私の答えを真剣に聞いてくれた麿さん。そして本番。台本通りの「トラウマっちゅうのは何ですか」という質問に、「例えば、ラーメン…」ときりだした麿さんは、タモリさんに「ラーメンは関係ないよ。トラウマって、心の傷でしょ」とぴしゃりと言われてしまったのでした。麿さん、ごめんなさい。

申し訳ないので、麿赤児さんといえば「トラウマ」を思い出すのが、私のトラウマです、なんてね。

松田さんからは『瞑想刑事』のテーマソングの歌詞がどっかに残っていないのか、と言われましたが思い出せません。他にも大昔、深夜番組でくだらないコーナーのテーマソングをいくつか書きましたが、なにひとつ覚えていません。そのうちひとつは、夜のお店(バンコクとか)で半裸のおねえちゃんたちがつかまって踊るバー(金属棒)を、安いグラビアモデルちゃんたちがかついで独身男の部屋へ行き、狭い部屋にバーをつっ立てて踊るだけ、というしょーもないコーナーでした。なにしてたんだか。
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by hiromi_machiyama | 2005-06-15 17:23 | 日記 | Trackback(3)
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タイトル : 麿赤児
麿赤児麿 赤児(まろ あかじ、1943年2月23日 - )は、奈良県生まれの俳優、舞踏家、演出家。早稲田大学文学部哲学科中退。舞踏家土方巽に師事。唐十郎と劇団状況劇場設立。1972年には独自に大駱駝艦を設立、主宰する。海外公演でも知られ、舞踏を「BUTOH」として広めている。また、俳優活動として映画...... more
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